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お越しいただきありがとうございます。 美術や制作物関連の雑談がメインです。 色々勉強中ですが宜しくお願いします。

主体的に作品を見ていきたい

女性絵画を見る

古川美術館開館25周年記念展で2016年末頃まで「女性を描く~少女から婦人まで」展が開催されていました。浮世絵の美人画から明治時代以降の西洋美術の影響を受けた女性画がメインの展示です。こちらの美術館は一階二部屋、二階一部屋の構造になっていました。静かな立地でレトロな雰囲気がある美術館です。

興味がないからこそ敢て見るという行為

私は正直に言うと作品を知らなすぎる人間です。知らないことから考えの幅が狭く視野が狭く縮こまった人間になってしまっているのではないかと私は自分を見ています。だからこそ興味がなかったものを無視するのではなくて率先して見に行こうと考え今回見に行きました。

無知な状況でも見続けることで繋がってくる

これは私のイメージですが、日本画は繊細、浮世絵は平面といったものです。しかし今回浮世絵をみて日本画同様繊細な描きで、且つ陰影で現す立体感は少ないのに奥行き感がしっかり出されていることに驚きました。

当時の日本画には女性の裸を描くという考えは無かったそうです。西洋彫刻や絵画では肉体の美しさを表現することが当たり前に行われていますものね。(そういえば春画も服を着ているものが多かった気がしますがうる覚えです。以前熱海にある秘宝館で春画を見ましたが意外と面白い場所でした)そういう当時の西洋の影響を受けた作品をみることができました。また、古川美術館には藤田嗣治さんの女性の絵もありました。当時藤田嗣治さんの描く肌の色が話題になったそうです。藤田さんの絵画は「画家たちと戦争」展で猫と一緒にいた自画像が展示されていたのを見ました。女性の絵、猫、戦争画で有名な方だそうですね。当時その自画像を見たときは、なぜそんなに特別扱いされた絵なのだろうかと不思議に思っていましたが、別の展覧会で同じ作者の作品に出会うと当時とは違う感覚で作品をみていました。こういう出会いはいいなと思いました。

技術の凄さは体験から気づける

色々と興味の薄い状態のまま絵を見に行っていましたが、先日初めて水彩色鉛筆で絵を描いてみたのです。(私は鉛筆や木炭での素描くらいしかやっていないです)

水彩色鉛筆は色を重ねて描いたり水をその上から塗ることで水彩絵の具のような具合になる道具なのですが、そもそも色での表現が難しく、思っている色を表すことが難しいことに驚きました。こうやって稚拙だろうが経験することで別の視点からも作品に興味を持つことに繋がります。また作品をたくさん見ることで段々と作品の見え方に変化が出てきたように最近は思っています。