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お越しいただきありがとうございます。 美術や制作物関連の雑談がメインです。 色々勉強中ですが宜しくお願いします。

インスタレーション作品という特別な空間体験

自分も含めた美術作品とは何なのか

最近よく見る美術・芸術作品にはインスタレーション作品というジャンルがあるそうです。何度か見に行きましてやっと絵画や彫刻と同じような一つのジャンルだという事が飲み込めてきました。

私が初めて”これはインスタレーションである”と意識して見た作品は、あいちトリエンナーレ2016の大巻伸嗣さんの2つの作品でした。一つは真っ白な空間の真っ白な床に美しい模様が描かれていて、その上を見に来た人が歩けます。人が好きなように歩く事で段々と模様はボヤけ混じり合っていく、その状況も含めたものが作品というものでした。
もう一つは真っ暗闇の中にとても軽い繊維で作られた布のようなものが空気に吹かれ煙のように動いている不思議な空間を体験するというものでした。

最近ですと、ヨコハマ創造都市での大巻伸嗣さんのインスタレーションでは春らしく真っ白い床に白い花と街並みが描かれており、ライティングで一日を表現されていたました。この空間で過ごす時間は何とも言えない心地よい気持ちになれました。

そして草間彌生展わが永遠の魂でも鏡の通路の中に輝くライトが散りばめられており美しく輝く異空間を体験できました。もう一つ真っ白な部屋に真っ白な家具が置かれている場所に、来場者が水玉模様をつけていくという作品もまたインスタレーション作品の一つだったように思います。水玉が増殖した様子は草間彌生の作品そのもののようで中々のインパクトでした。

これら作品は絵画や彫刻など物体そのものを作品としているものではなく、その場にいた人しか味わうことの出来ない空間を含めた作品である部分に違いがあるようです。

これからの美術は

インスタレーション作品は増えているのでしょうか。その辺りがよく知らないのですが、流行りのミニマムな生活などをみると大きな作品を購入するというよりは体験を買う方が増えているような気がしますが。

実際はどうなのでしょうか?